地形の種類
崖錐
崖錐(がいすい)とは、崖や急斜面の土砂が崩れ、その下に堆積し形成された地形です。 地盤は不安定です。ル
干拓地
干拓地とは、他から土を運び埋め立てて陸地にした地形です。そのため排水は非常に悪く、地盤は軟弱で、液状化現象の恐れもあります。
旧河道
旧河道とは、昔、川の道だった場所です。周囲の土地よりも低い帯状の地形で、非常に浸水しやすく、排水も悪いため、地盤は軟弱です。
丘陵地
丘陵地とは、なだらかな丘状の地形です。地質的にやや古いため、概ね安定した地盤です。
後背湿地
後背湿地とは、自然堤防の背後にできる地形です。昔から水田等として利用されることが多く、地盤は軟弱です。
砂丘
砂丘とは、風によって海岸の砂が吹き寄せられ形成した地形です。海面よりもかなり高く、時には海抜30m以上盛り上がった砂丘が形成されることもあります。砂丘は、水はけが良く良好な地盤です。
砂州
砂州とは、海流によって砂が運ばれ、堆積して形成された地形です。海岸線に平行に連なって発達しており、地表面は海面より少し高い程度です。地盤としては比較的良好です。
三角州
三角州とは、川から運び込まれてきた土砂が河口で堆積し、形成された扇状の地形です。全体的に標高は非常に低く、地盤は軟弱です。
自然堤防
自然堤防とは、洪水時に運ばれてきた土砂が、川岸に堆積した地形です。排水が良く、比較的地盤も安定していることから、昔から集落が発達している場所です。
潟性低地
潟性(せきせい)低地とは、砂州の背後にできる湿地です。排水が悪く、地盤は非常に軟弱であるという問題があります。
扇状地
扇状地とは、山から平野に向かって、扇状に広がる半円の地形です。一般に、様々な大きさの砂や石から形成されています。比較的安定した地盤で、昔から集落が発達していた場所です。
扇状地性低地
扇状地性低地とは、扇状地の末端部に位置し、急流河川が運搬してきた砂・石・軽石等で形成されている地形です。扇状地と比べると、傾斜が緩いことから緩扇状地とも呼ばれます。地盤は比較的良好です。
台地
台地とは、何万年も前に形成された、比較的良好な地盤です。地表面が平らで崖を伴う台状の土地で、関東ローム層のような火山灰土に覆われていることが多いのが特徴です。
谷底低地
谷底低地とは、山や台地に刻まれた緩やかな谷川に、やわらかい土や枯れた植物が堆積してできた地形です。地盤はとても軟弱です。
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