エコジオ工法

エコジオ工法

人にも環境にもやさしい、砕石だけを使った工法

エコジオ工法は、住宅などの小規模建築物の地盤改良工法で、砕石だけを締め固めて柱状にして地盤を補強する工法です。環境や土地価値への影響も最小限に抑えられる、他にもメリットの多い工法になります。
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概要・適用範囲

適用建築物 地上3階以下、建物高さ13m以下、延べ面積1,500㎡以下(平屋に限り3,000㎡以下)、高さ3.5m以下の擁壁
使用材料 自然砕石
有効径(設計径) 420mm
最大施工深度 5.0m
支持力 置き換え工法(原地盤と補強体の支持力で支え、明確な支持層を必要としない)
対象地盤 砂質土、粘性土(ローム含む)
第三者認証 ・建築技術性能証明
GBRC 性能証明 第09-31号

エコジオ工法とは

エコジオ工法施工風景

エコジオ工法は、セメント地盤改良のデメリットを解消しつつ、従来の砕石工法のデメリットも解消できる「新時代の地盤改良」工法です。
エコジオ工法は、自然の砕石だけを使用して、柱状に締め固めながら砕石杭を築造する工法で、環境にも、土地の価値への影響も最小限に抑えることが可能です。
また、施工には専用のケーシングやプレス円盤を使用する為、従来の砕石工法と比較して土の混入がなく、周面地盤の緩みを防ぎ、強度の高い工法になります。
明確な支持層が不要で液状化対策としても有効な手段であることから、住宅や公共工事でも多く利用されています。

エコジオ工法の特長(環境にやさしい)

エコジオ工法の砕石

エコジオ工法は、自然素材の砕石だけを使用する環境にやさしい工法です。

土地の価値を守る

新築住宅にエコジオ工法 建物を建てた後、土地の売却時や借地の返却時には、土地を元に戻す必要があります。元に戻すということは土地を更地にするだけでなく、その地盤や土壌も元に戻す必要があるということです。※
また、現地の土と混合するセメント系補強体を使用した場合、混合する土とセメントの相性によっては固化不良や六価クロムが溶出することがあり、汚染物質の浄化が必要となる場合があります。

エコジオ工法は自然の砕石だけを使うため、六価クロムなどが発生しないので土壌汚染の心配がなく、土地所有者様とのトラブル、土壌汚染対策工事費用負担などのリスクを軽減でき、土地の価値への影響を最小限に抑えます。
※不動産鑑定評価基準(国土交通省)

エコジオ改良工法の特長(品質)

建築技術性能証明書を取得

エコジオ工法_建築技術性能証明書

エコジオ工法は、高品質の証である日本建築総合試験所の建築技術性能証明(GBRC性能証明 第09-31号 改5)を取得した工法です。
また、砕石の投入技術の特許も取得(特許第4445033号)しています。
サムシングで施工をする際には、エコジオ工法協会の定める厳格な品質管理・施工管理を行っています。

安定した品質を実現する施工技術

エコジオ工法は、特許を取得した(第4445033号)EGケーシング(鉄製の筒)とプレス円盤を使用することで、強くて安定した品質の砕石柱を作ることができます。

エコジオ工法と従来型砕石工法の比較
エコジオ工法 従来型の砕石工法
土の混入 混入しない 混入する
土の緩み 緩まない 緩む
品質のチェック ・10cm毎にチェック
・補強体一本毎のチェック
・補強体一本毎のチェック
強度
液状化抑制 効果あり 効果あり

土の混入のない強度の高い砕石杭が築造できる

EGケーシングによって、掘削時には壁面の崩壊を防ぎながら、土の混入を防ぎます。
軟弱な土砂が混入すると、砕石柱の強度は著しく低下します。

エコジオ工法の強度が高い理由
周囲地盤の緩みを防ぎ、強度を高める

プレス円盤を使用することで、砕石杭の周面に荷重(約10t)をかけるので、周面地盤の緩みを防ぎ、強度を高めます。

エコジオ工法が高品質な理由
品質を10cm毎にチェック

施工時には10cmの層厚で砕石を締め固めます。施工機にある施工管理装置のモニター画面には、締め固め圧力の達成を表示し、アラームでも知らせる為、オペレータによる品質の差はありません。また、10cm毎のデータは記録され、施工後の品質を確認しています。

施工報告書にデータを記載

施工管理装置では、補強体一本毎の掘削深度、砕石の使用量、締め固めた圧力を記録し、専用サーバーへ直接送信します。報告書は、記録されたデータがそのまま入る為、改ざんのない施工報告書をお客様へ提出することができます。

強固な支持層を必要としない

エコジオ工法は支持層を必要としない

エコジオ工法は支持層まで杭を打つ地盤改良工法ではなく、上からの荷重を原地盤と補強体の支持力で支える置き換え工法になります。最大施工深度は5mですが、建築物によっては5mより短くて済む場合があります。

支持層が深い場合には、他工法より費用が抑えられる

エコジオ工法は原地盤と補強体で支える工法である為、支持層が深く、地盤の条件が合えば、支持杭工法に比べて費用を抑えることが可能です。

劣化のない長期的な強度

エコジオは締め固める

長期的にみると、セメントや鋼管には経年劣化がありますが、砕石工法の砕石自体に劣化はありません。工法は、専用のEGケーシングとプレス円盤を使用して十分に締め固めるため、長期的に安定した品質の補強体を築造することができます。

液状化を抑制

以前から、規模の大きな堤防やビルなどの液状化対策では、砕石を地中に円柱状に詰め込むグラベルドレーン工法が使われていました。エコジオ工法は、液状化対策として設計することで、グラベルドレーン工法と同様の液状化抑制効果が期待できます。

エコジオ工法の適用条件

戸建などの小規模建築物向け地盤改良工法

エコジオは小規模建築物向け地盤補強工法

地上3階以下、建物高さ13m以下、延べ面積1,500㎡以下(平屋に限り3,000㎡以下)の小規模建築物、および高さ3.5m以下の擁壁に適用できます。

適用地盤

土質は、砂質土および粘性土(ローム地盤含む)で、SWS試験の結果で、Wsw値(荷重)=0.25kN以上が必要になります。

適用外地盤
  • 腐植土が存在する地盤
  • 埋立地や湖底堆積物などの未圧密地盤
  • 廃棄物などの地中障害物が堆積している均質性が不確実な地盤

エコジオ工法の施工手順

エコジオ工法は、エコジオアタッチメント(EGケーシング、先端スクリュー、ホッパー、プレス円盤等々)を装着した小型地盤改良機とミニバックホーを使用します。

エコジオ工法施工手順

1.位置セット
掘削する位置に、エコジオアタッチメントを装着した地盤改良機をセットします。

2.掘削
EGケーシングを回転させて掘削開始。掘った土砂はEGケーシングの外周から地上へ排出。(無排土型のエコジオ工法の場合は、土砂の排出がありません。)

3.掘削完了
設計の深さまでEGケーシングを挿入。

4.砕石投入、締め固め
先端スクリューの回転により、砕石に圧力をかけて投入しながら締め固め、EGケーシングを10cmずつ引き上げていきます。

5.完了
地表面まで締め固めて完了。

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