埼玉支店 地盤改良 エコジオ工法（新築住宅）の施工事例

埼玉支店エリアでは、地盤調査も地盤改良も多くの実績があります。
今回は、セメントを使用しない地盤改良工法「エコジオ工法」について、ご紹介いたします。

埼玉県さいたま市で地盤改良のご相談

ホームページより埼玉県さいたま市のとある住宅施工店様から「新築予定地の地盤調査と地盤改良について相談したい」とのお問い合わせをいただきました。
詳細を確認し、地盤調査を実施したところ、地層にはロームと呼ばれる火山由来の特殊土が堆積していることが判明しました。ローム層は、セメント系固化材との相性が非常に悪く、固化不良を起こしやすいという性質があります。そのため、従来のセメントを用いた地盤改良では、施工後に強度不足や土壌汚染などのトラブルにつながるリスクがあります。しかし、調査データからは、ローム層およびその下層には十分な支持力があることが確認できました。そこで当社では、セメントを使用しない「エコジオ工法」をご提案しました。

エコジオ工法とは

・自然砕石のみを使用し、柱状に締固めながら砕石杭を築造
・セメントを使用しないため、六価クロムなどの有害物質が発生しない、土地の資産価値を損なわず、環境負荷も最小限
・専用のケーシングやプレス円盤を使用することで、土の混入や地盤の緩みを防止
・明確な支持層が不要で、液状化対策としても有効
・住宅だけでなく、公共工事にも広く採用

事例のつづき

お客様にご説明したところ、ご快諾いただきました。施工は確実でスムーズに進行し、振動や騒音も少なく、近隣への影響も最小限に抑えられました。施工は1日で完了し、現場は無事に次の工程へと進むことができました。施工後、お客様に写真付きの報告書を提出。地盤の支持力は設計基準を十分に満たし、施主様にも安心していただける結果となりました。

さいごに

エコジオ工法は、戸建て住宅だけでなく、交番などの公共施設や看板などの工作物にも適用可能で、多数の施工実績があります。サムシングでは、砕石杭のエコジオ工法のみならず、多様な地盤改良工法を取り扱っております。住宅はもちろん、工作物にも対応しておりますので、地盤に関するお悩みがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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