アースドリル工法・NEWｰEAGLE杭工法

高拡低率で大支持力！低コスト、工期短縮。
小型施工機で、狭小地でもパワーを発揮！

杭先端を拡低することで、従来型より先端支持力が約7.29倍！
杭１本あたりの支持力が大きいため、得られる効果と多くのメリット！

アースドリル工法とは

アースドリル工法は、専用の掘削機であるアースドリル機に、ドリリングバケットと呼ばれる歯のついたバケットを設置し、回転させて地盤を掘削します。回転によってバケット内部に掘削で発生した土砂を回収・輩出します。掘削完了後には、鉄筋かごを孔内に建込み、コンクリートを打設して杭を築造する工法です。

■対象となる主な建築物
高層ビル、中層ビル、ホテル、マンション、アパート、商業施設、大型倉庫、物流センターほか

NEW-EAGLE杭工法とは

アースドリル工法により軸部の掘削した後、杭先端部を専用のEAGLEバケット拡底機を用いて拡大掘削することにより、杭の先端支持力が約7.29倍を実現。大支持力で低コスト、狭小地も得意とする、場所打ちコンクリート拡底杭の認定工法です。

一般社団法人　日本建築センター

認定工法：
NEW-EAGLE 場所打ちコンクリート拡底杭工法（NEW-EAGLE 杭工法）
BCJ評定-FD0307-04

拡底杭とは

場所打ち杭の支持力は、支持層における杭の断面積に比例します。拡底杭は直杭に比べ小さな軸部径で同等の支持力が得られるため、掘削土量（残土）が低減でき、コンクリート量も削減できます。経済的で環境にも配慮した工法といえます。

選ばれるのには理由がある。
アースドリル工法&NEW-EAGLE工法

アースドリル工法は、１台の施工機で掘削から施工までを行います。他工法に比べて小型の施工機でありながら大型並のクラス最大の威力を発揮。機械装置も簡単で、さまざまな環境に対応でき、効率の良い工程を組むことができることから、工期の短縮・工費削減を実現します。
NEW-EAGLE工法は、杭の先端を拡大することで大きな先端支持力を実現し、確実で自由度の高い設計・施工、コスト削減など多くのメリットがある工法です。

アースドリル工法（小型施工機で掘削から施工までが可能）※アースドリル機（KE-1500）
■施工速度が速く、工期短縮・工費削減を実現
■狭小地での施工も可能（後端旋回半径はクラス最小の2.18m）
■低騒音、低振動、高機動を実現。
■クローラの張出しは油圧伸縮式。2.49m（走行時）で幅4m道路の道角曲り、自走が可能。
■拡底バケットを装着することで拡底杭施工に対応（先端支持力の拡大）
■全周回転掘削機による施工

NEW-EAGLE工法（拡底杭による大きな支持力）
■杭の先端支持力が約7.29倍（拡底率の推移）
■大幅なコスト削減（杭本数の減少、コンクリート量の削減、掘削残土を低減）
■工期・工費の短縮
■広範囲な拡底サイズの選択（小径φ700から最大径φ5500まで施工可能）
■狭小地でも施工可能（小型バケットで高拡底率の杭を施工）
■高強度コンクリート（Fc=60N/mm2）、軸部の強度の増加が可能
■拡底施工管理システムによる計測（バケット深度計測、拡底径を計測）
■傾斜角21.1°（12°を超えた杭）
■目視で拡底完了が確認できる。

場所打ち杭工法の比較と工法概要

工法名	アースドリル工法	BH工法	TBH工法
写真
特長	・杭の先端支持力が約7.29倍（拡底率の推移）・高強度コンクリート Fc=60N/mm2 ・コストの削減・機械式バケット・傾斜角21.1°（12°を超えた杭）・広範囲な拡底サイズの選択・簡易な拡底施工管理システム・拡底部までのスライム処理・全周回転掘削機による施工・認定工法：NEW-EAGLE杭工法他・一般財団法人　日本建築センター【BCJ評定‐FD0307-02】	・強力な動力を持つロータリー式ボーリングマシンで杭孔を掘削し、場所打ち杭を施工する工法。・掘削孔を安定液で保護し、掘削した土砂と安定液を一緒に排出する。・掘削深さに制限があるが、機械設備が小型かつ軽量なため、敷地が狭い場合に適する工法。	・施工機械が小型のため、狭小な敷地での施工が可能。・高架下や屋内など、作業高さが低い場合でも施工が可能。・進入道路が狭い場合でも軽量で小型であるため、搬出入が容易。・マシンの組立・解体に重機を必要としない。・施工時の騒音・振動がきわめて低レベル。
杭径	Φ700～2800㎜	Φ500～1500mm	Φ600～2500mm
杭長	50ｍ程度	50m	55m