TG-m工法(小規模建築物の鋼管杭工法)

TG-m工法

小規模模建築物の鋼管杭工法

TG-m工法は、鋼管の先端に独自形状の螺旋状の先端翼と掘削刃を有する回転貫入鋼管杭工法で、小規模建築物向けの工法です。

概要・適用範囲

適用建築物 地上3階以下、高さ13m以下、延べ面積1,500㎡以下(平屋に限り3,000㎡以下)、高さ3.5m以下の擁壁
適用地盤補強体の周囲、先端の地盤 砂質地盤、粘土質地盤
支持地盤 SWS試験による換算N値が5以上の地盤
杭径 89.1~216.3mm
先端翼径 240~500mm
最大杭長 補強材施工地盤面から10m
ただし、表層から軟弱層が続きSWS試験で地盤調査が可能な場合、既存資料や近隣の標準貫入試験の結果から、SWS試験の結果が適切であると客観的に判断できる場合には杭径の130倍
鋼材 STK400, STK490
第三者認証 ・建築技術性能証明
 GBRC 性能証明 第14-31号

TG-m工法工法とは

TG先端

TG-m工法は、鋼管の先端に付いた独自形状の螺旋状の先端翼と掘削刃が特徴の鋼管杭工法です。
主に、住宅や店舗、倉庫など小規模建築物向けの工法で、小型施工機を使用する為、狭小地でも施工が可能です。
残土がほとんど出ず、セメント系固化材を使用した杭で懸念される固化不良や六価クロムの溶出などもありません。
第三者機関の性能証明も取得しており、品質も評価された地盤改良工法になります。

TG-m工法の特長

高い施工品質・高支持力

高止まり改善で地盤を乱し難く、高い鉛直性を実現。地盤の乱れが少なく、高い支持力確保を実現。

残土なし

先行掘削がないため残土が出ず、残土処理コストの大幅削減が可能です。現場がきれいで、施工後の養生期間(固化期間)も不要です。

土壌環境負荷少ない

セメント系固化材による地盤改良工法のように、六価クロムが地盤や地下水に流出することがなく、発ガン性物質による土壌汚染がありません。

狭小地での施工が可能

TG-m工法は小型施工機で施工します。材料も小型トラックで搬入が可能である為、作業スペースの省スペース化と合わせて狭小地での施工も可能です。

施工スピードUP

掘削性の良い先端形状と回転翼の組み合わせによりスムーズな貫入を実現。高止まりの起こりにくい先端形状のため先行掘削は減少。施工スピードの向上及びコスト縮減が可能です。

逆回転により撤去可能

逆回転で引きぬくことが可能な工法です。

建築技術性能証明を取得

TG-m工法建築技術証明書

高品質の証、日本建築総合試験所の 建築技術性能証明を取得した工法です。
(GBRC 性能証明 第14-31号)

TG-m工法の施工手順

TG-m工法は、専用の機材を取り付けた施工機で、杭材を回転させながら圧入します。 支持地盤が深い場合は、杭材を溶接して接続し、さらに貫入します。支持地盤に達したことを確認後、回転駆動装置を外し、施工完了となります。

TG-m工法の施工手順

1.杭の建込み杭材吊り込み。
杭先端を芯にセットし、振れ止め装置で固定。

2.杭の回転貫入杭材の垂直度を確認。
圧入力および回転力を与え、地盤中に回転貫入させる。

3.杭の接続杭材を適当な位置まで貫入。
中・上杭材を溶接にて接続。

4.杭の施工完了所定の深度まで回転貫入。
回転駆動装置を外し、施工完了。

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