地盤沈下修正
沈下修正の概要
地盤沈下や地盤不良、地震などの土地の変化により傾いてしまった建物を、正常な状態に修正する工法です。
地盤沈下修正の方法
基礎の周囲に作業スペースとなる穴を掘り、油圧ジャッキを用いて鋼管を支持層(硬い地盤)まで打設します。軟らかい地盤には建物自身の重さで鋼管が貫入します。鋼管が支持層に達しても打設を続けると、今度は逆に建物が持ち上がります。全ての打設が終了したら、油圧ジャッキで建物の傾きを修正・固定し、油圧ジャッキをはずして鋼管で補強した後、土を埋め戻します。基礎下の隙間や鋼管の周辺には、モルタルを注入して補強します。
地盤沈下修正の方法には、この他にも色々な工法があり、ケースに応じて最適な方法をご提案しています。
地盤沈下修正の施工手順
1
穴掘削
基礎の横に、作業スペースとなる穴を掘ります。
2
鋼管打設
短くした鋼管を使い、建物の重さを利用して油圧ジャッキで打設します。 支持層(硬い地盤)に鋼管が届かない場合は、新たな鋼管杭を溶接して支持層まで到達させます。
3
地盤沈下修正
油圧ジャッキを用いて建物を正常な状態に修正します。
4
モルタル注入
埋め戻しの後、補強のために鋼管と基礎との結合部分にモルタルを注入し、完了です。
ご依頼から修正までの流れ
- 1.現場目視調査
- 専門担当による、地盤調査前の状況把握です。
- 2.地盤調査・傾き調査
- 地盤の調査を行い、改良可能か、どのような手段が有効かを調査します。調査には諸経費がかかります。(土地の広さや建物の状況により費用が変わります)
- 3.お見積もり
- 地盤調査の結果を基に沈下修正の見積もりを算出します。
- 4.施工作業
- 地面に数カ所穴を掘り、修正の準備作業を進めます。通常この作業に2週間から1ヶ月要します(穴の数と建物の状態により異なります)。事前準備が出来たら、最後にジャッキで基礎を正常な状態まで持ち上げます。
- 5.工務店様による建物の修理・補修
- ゆがんだ建物を戻す際、建物にかなりの負荷がかかります。その為、修正後建物自身の修理や補修が必要となります。あらかじめ工務店様と相談の上、沈下修正を行う様にしたほうがいいでしょう。
- 6.お客様引き渡し
- 建物修正・補修後お客様へのお引き渡しとなります。
