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用語解説
あ か さ た な は ま や ら わあ
圧密 |
土が荷重(圧)を受けることで、体積が減少すること。 土に圧がかかることで、より密実になるという意味。 |
| 圧密沈下 | 地盤が荷重を受けることで徐々に起こる沈下。 ⇔即時沈下 |
アルミナセメント |
ボーキサイトと石灰石を混合して焼成したセメント。混合セメントの一種。 |
暗渠 |
地下につくられた排水路。地下下水道のように上部が補強されていないため、重量制限されている。 |
安全率 |
許容支持力を算出するための数値。長期・短期の二つの許容支持力を求める計算式がある。 |
アンダーピニング |
既存の構造物に対して、新たな基礎を挿入したり、既存の基礎を補強したりすること。次のような場合に行なわれる。
|
一次圧密 |
飽和粘土のような透水性の低い土が荷重を受けると、内部の間隙水が長時間かけてゆっくりと排水しながら体積が減少していく現象。 ⇔二次圧密 |
一軸圧縮試験 |
せん断強さ・応力と変形との関係、鋭敏比を求める試験。 一方向からのみの圧縮を見る試験。 |
埋戻し |
作業をするために一度掘り起こした土を戻すこと。地盤が乱されることになる。転圧が十分されていない場合、軟弱な地盤となることが多い。 |
鋭敏比 |
乱されない土の一軸圧縮強さと、練り返した土の一軸圧縮強さとの比。 |
液状化 |
飽和した砂質土が、地震などにより間隙水圧が上昇して有効応力が減少する結果、せん断強さを失い土粒子が間隙水の中に浮いた状態になる現象。完全な液状化は有効応力ゼロに対応する。地震の際に噴砂や噴水が起こった多くの記録があり、これらは液状化によるものと考えられている。 |
エトリンガイト |
セメントの水和反応により、生成される水和物の名称である。他の水和生成物には、モノサルフェート、ハイドロガーネット、C-S-H、Ca(OH)2 などがある。エトリンガイトの構造は、{Ca6[Al(OH)6・24H2O]6+ からなるコラム部分とSO42-四面体と水分子からなるチャンネル部分からなる。また、Ca2+、Al3+、SO42- が核種と置換することが報告されている。 |
N値 |
地盤の強度を表す指標。標準貫入試験によって得られる。 ⇒換算N値 ⇒標準貫入試験 |
沿岸流 |
海岸に沿う海水の流れ。 波浪とともに海岸を削り、土砂を運んで、砂嘴や砂州をつくる。 |
溺れ谷 |
土砂供給力のない小河川の谷の出口が、自然堤防や三角州の堆積物でふさがれることによって形成される。泥炭など極めて軟弱な地層で構成される。 |
オランダ式二重管 |
厚い軟弱層のサウンディング、地盤改良効果の判定、杭の支持力推定などに用いられる。 |
海岸段丘 |
海成段丘ともいう。地盤の隆起あるいは海水準の沈下によって、以前の海岸の平坦な地形が現在の海岸よりも高く、その前縁が崖になっている地形。段丘面は波食による場合と、堆積による場合とがある。 |
河岸段丘 |
河成段丘ともいう。海水準の低下や地盤の上昇によって、河川の侵食力が復活して河床面を掘り下げて新たな谷をつくり、もとの広い河床面が一段高いところに平坦な台地として残ったもの。平坦面を段丘面、段丘面を境する崖を段丘崖と呼ぶ。一般に砂礫層から構成され、また高い段丘ほど形成期が古い。 |
荷重 |
物体の質量が、ある方向に力を与えること。 Nと表記する。(例:100kgf → 1kN ) |
間隙比 |
土中の間隙の体積と土粒子との体積の比であり、土中の間隙の大小を示す指標となる。おおよそ砂質土で0.6~1.4、粘性土で0.9~3.5の範囲にあり、泥炭では5~20程度である。土の間隙の体積と土全体の体積との比は間隙率という。 |
含水比 |
土に含まれている水の質量と、その土の乾燥質量との比を百分率で表したものであり、土に含まれる水の量を表す指標の一つである。自然含水比として20%以下であれば砂質土、40~50%以上であれば粘性土であることが多い。200%以上であれば有機質土と考えてよい。土に含まれている水の質量と土全体の質量との比は含水率という。 |
完新世 |
約1万年前~現在までの期間。 ⇒沖積紀(沖積世) |
岩石 |
幾つかの鉱物や生物の変質体などの集まりによって構成される天然の固結物質のこと。特に、建設材料としての石材または骨材に利用できる硬さと安定性を有するものを言う。なお『石』は岩石の角状小片、『岩塊』は岩石の角状大片のこと。『岩』は岩石と岩盤の総称。 |
干拓地 |
遠浅の海や内陸水面を堤防によって仕切り、内側の水を排水して陸地化すること。排水は非常に悪く、地盤は軟弱である。 |
関東ローム |
主として関東地方の台地や丘陵地の上部に分布している赤褐色の火山灰土。関東地方については古い順に多摩ローム、下末吉ローム、武蔵野ローム、立川ロームと呼ばれている。日本統一地質分類法では火山灰質粘性土に分類される。特異な構造を持ち、地山状態では強度は大きいが、乱すと極端に強度が低下する。 |
岩盤 |
自然に生成された大量の岩石集合体、または岩石が連続して分布している地層のことを言い、亀裂・地下水・破砕帯などを包含する。地盤を区別する場合に土に対する語として用いる。 |
潅木 |
丈の低い木本植物。一般に2~3m以下のものをいい、幹は細く、根から叢生する。 ⇔喬木 |
基礎地盤 |
構造物の基礎あるいは盛土や埋土などの下に分布する地盤のうち、それらの上載荷重を支え、かつ増加した地中応力の大部分を吸収して沈下圧縮の対象範囲になっている部分のこと。構造物の荷重を支えるだけの役割を担っているせん断破壊領域の地盤は『支持地盤』。 |
旧河道 |
低地の一般面の中で周囲の土地よりも低い帯状のくぼ地で過去の河川流路の跡。非常に浸水しやすく、排水も悪い。軟弱な地盤である。 |
丘陵地 |
洪積層またはそれより古い地層からなり、火山性地帯では表面が関東ローム層のような火山灰土に覆われることが多い。地表面は平坦であり比較的良好な地盤である。 |
極限支持力 |
地盤がせん断破壊を生じずに支え得る最大荷重あるいは荷重強度。地盤の破壊の様式には全般せん断破壊と局部せん断破壊がある。全般せん断破壊の場合には地中の急増する点の荷重を極限支持力とし、局部せん断破壊の場合には荷重と沈下が直線的となる点か、あるいは両対数プロットでの折点を極限支持力とする。 |
許容支持力 |
極限支持力を適当な安全率で割ったもの。地盤の許容支持力に対して計算式では、長期の場合は3、短期の場合は1.5を安全率としている。 |
許容地耐力 |
許容沈下量から決まる支持力と許容支持力のうち小さい方を許容地耐力とする。 |
許容沈下量 |
上部構造の機能及び構造特性を損なわない範囲で許容される基礎の沈下量。沈下量の許容値として、圧密沈下に対する許容値と即時沈下に対する許容値がある。 |
吸着水 |
土中の間隙中に含まれる水のうち、粘土のような微細な土粒子の表面に薄く固着している水。 土粒子の負の帯電によって吸着した水。 |
黒ぼく |
腐食に富む黒色の粘性土。火山成黒ぼく(火山灰質有機質土)と非火山成黒ぼくとに分けられる。火山成のものは北海道から九州の火山灰土地帯に、台地・丘陵・山麓や山頂平坦面上に、粘性土化した火山灰を母材として、過去の草原植生化に広く分布している。非火山成のものは本州中部、とくに東海地方の洪積台地上で過去の草原下に分布している。 |
結合水 |
結晶水や水和水など、いろいろな結合状態にある水のこと。 ⇔自由水 |
原位置試験 |
原位置の地表またはボーリング孔などを利用して地盤の性質を直接調べる試験の総称。標準貫入試験、スウェーデン式サウンディング試験、物理探査、地盤の平板載荷試験、ボーリング孔内横方向載荷試験、揚水試験など多くの試験がある。 |
原位置土 |
地中にあるがままの土のこと。人工的な原因による乱れを受けていない状態を指す。 |
鋼管打設工法 |
炭素鋼管を用い、支持層まで打設することで構造物を支持する工法。 |
更新世 |
約170万年前から約1万年前までの期間。 ⇒洪積紀(洪積世) |
洪積紀(洪積世) |
約170万年前から約1万年前までの期間。 ⇒更新世 |
洪積層 |
約170万年前から約1万年前の洪積紀に生成された地層。この時代は氷期と間氷期が繰り返されて海水準が大きく変化し、洪積層は海成層・湖成層・河成段丘層を主とし、丘陵地・台地・段丘地を構成している。沖積層の下にも広く分布している。 |
後背湿地 |
自然堤防や砂州などの背後にある低地。洪水などで溢れた氾濫水が河川への排水が妨げられ長期間滞水している非常に軟弱な地盤。腐植土の堆積も見られる。 |
高炉スラグ |
製鉄の際、溶鉄の上にたまる溶解した鉄鉱石の石基部(金属以外の鉱物)の結晶 |
高炉セメント |
高炉スラグを細かく砕いたものを加えたセメント。高炉スラグの潜在水硬性により、 長期にわたって強度が増進する。 耐海水性や化学抵抗性にも優れている。 |
固結 |
土粒子がお互いに永続的な強い力で結合して堅固な物体となっており、粒子の分離または親指爪の貫入が困難な状態にあること。 |
コロイド |
粒径が1μm以下の土粒子。平らなうろこ状の形をしたものが多く、ふつう負(マイナス)に帯電している。コロイド粒子が土の中に多く含まれれば、土の粘着性が大きくなる。 |
混合セメント |
セメントを作る時に、通常の原料と異なるものを混ぜたものの総称。シリカセメント、高炉セメント、フライアッシュセメントなどがある。 |
コーン貫入試験 |
本格的な静的コーン貫入試験であり、試験方法はJIS規格に規定されている。先端角が60°のコーン、外管と内管からなる二重管ロッドを用いる。 |
コーン支持力 |
コーン貫入試験による貫入抵抗をコーン断面積で割った値。 |
コンシステンシー |
粘性土の含水分によるやわらかさ。細粒土は含水比の大小によってその状態を液状・塑性状・半固体状・固体状に変え、この状態変化をコンシステンシーといい、これらの状態変移点を総称してコンシステンシー限界という。また粘土に対して「非常に軟らかい・軟らかい・中位の・固い・非常に硬い・特別に硬い」などと概念的にも表される。 |
最大乾燥密度 |
乱した土の含水比を段階的に変化させ、一定のエネルギーで締め固めたとき、最もよく締まる含水状態がある。そのときにおける最大の乾燥密度のこと。 |
最適含水比 |
一定の方法と一定の締め固めエネルギーによって土を締め固めたとき、最もよく締まる状態の含水比のこと。一般には最大乾燥密度が大きい土ほど最適含水比が小さく、細粒度ほど最大乾燥密度は小さい。また、突固め回数が多いほど最適含水比は小さく、最大乾燥密度は大きくなる。 |
砂岩 |
砂が固まってできた堆積岩。石英・長石・雲母・角閃石などの鉱物粒からなる。 |
砂丘 |
海岸の砂が風によって吹き寄せられ形成した地形。排水は良い。 |
砂嘴(さし) |
海岸から細長く突出した砂礫の堆積地形。沿岸流で運ばれた砂礫が湾口に堆積して、水面上に表れる。 |
砂州 |
土粒子が沿岸流や波浪によって運搬されて堆積したもの。比較的地盤は良好である。 地震時の液状化には注意が必要。 |
三角州 |
河川の河口に堆積したもの。河川の運搬力が小さくなったため、堆積作用によって形成される。また、三角州には干潟や砂州も見られる。土質は細砂・粘土などを主体とした軟弱な地盤である。 |
サンドドレーン工法 |
軟弱地盤に縦排水路としてサンドパイルを設置し、地表にサンドマットを施工し、更に荷重をかけ圧密を促進する。サンドパイルの打設位置、長さを適切に設計するとともに、砂の粒度、投入量に留意。 |
サンドパイル |
主に砂質の軟弱層中に打ち込まれた砂の杭。ゆるい砂層をパイルによって締め固めて軟弱地盤を締め固め、砂の柱自身も支持力を受け持つ。 |
サンドマット工法 |
軟弱地盤上に厚さ0.5~1.2m程度の透水性の高い砂層を施工し、軟弱地盤上の圧密沈下のための荷重、バーチカルドレーン工法の上部排水層や建設機械のトラフィカビリティー確保などのために利用される。改良効果を確認しながらの施工となる。 |
残留沈下 |
圧密が途中である土に起こるもの。 |
G.L.面 |
Ground Level の略で、現状の地面のこと。 |
市街化区域 |
都市計画で決められた範囲の一つで、すでに市街地となっている区域、および約10年ほどの間に市街地としても良い区域。 ⇔市街化調整区域 |
市街化調整区域 |
急速に進都市化により近郊の農地・林野が無秩序に宅地化されたり工場となったりするのを防ぐため、市街化を凍結するように指定された農地・林野区域。 ⇔市街化区域 |
市街地再開発 |
古くなり、機能的にも美観上からも劣悪化した市街地を近代的・能率的な市街地に作りかえること。 |
支持層 |
非常に固い地層。構造物を支え得る地層。 |
支持力 |
地盤の破壊に抵抗する力。 地盤に荷重がかかっても破壊されずに支持できる力。 |
地すべり |
土地の一部が緩やかに下方に動く現象。地下に軟弱で水分を吸収した粘土層が形成されて起こることが多い。 |
自然災害 |
異常な自然現象が原因となって起こる社会的・経済的被害。暴風・豪雨・豪雪・洪水・高潮・地すべり・山崩れ・地震・津波・火山爆発・干害・冷害・塩害など。 |
自然堤防 |
河川の氾濫によって、運ばれた土砂が運搬力の現象によって河岸に堆積した地形。 現河川や旧河川の両岸・片岸に帯状に形成された微高地。排水が良く、地盤は比較的良い。 |
地盤 |
地殻のうち工事対象となる部分、あるいは工事の影響を受ける部分のこと。土だけのこともあれば、土と岩盤のこともあり、岩盤だけのこともある。不均一な材料で構成される特徴がある。 |
地盤沈下 |
最近は地下水の過剰汲み上げに基づく粘土層や帯水層の圧縮から起こる人為的災害が多い。 また新潟付近では天然ガスの採集によって地盤沈下の現象が起こった。 |
地山 |
盛土または埋戻し土などの人口造成地盤でない地盤のこと。ときには表土や風化土を除いた地盤を指すこともある。 |
自由水 |
普通の水のこと。結合水や水和水のように何らかの束縛を受けている水に対する語。 ⇔結合水 |
沼沢地 |
水草が茂っている水たまり。水深1m以内で、地表水面と地下水面とがほぼ一致し、ヨシ・ガマ・マコモなどが茂る。 ⇒湿地・湿原 |
シルト |
74μm以下の細粒分(0.005~0.074mmの範囲)を半分以上含む粒径の土粒子。砂質土と粘性土の間に分類される。 |
垂直応力 |
地盤内部のある面に作用する力。有効応力と中立応力に分けられる。 ⇒中立応力 ⇒有効応力 |
水和物 |
水とセメントの科学反応によって析出した微細な粒子。この水和物がセメントの粒子の間を埋めることでセメントが固まる。 |
スウェーデン式サウンディング試験 |
比較的浅い原位置における土の静的貫入抵抗を測定し、土層の硬軟、締まり具合又はサウンディング試験。 土層の構成を判定するために行うものである。 |
スラリー状態 |
セメントミルク状を指す。 |
スレーキング現象 |
軟岩に乾燥・湿潤の繰り返しを与えると、細粒化してボロボロになる現象。不同沈下の原因となり得る。 |
正規圧密 |
土かぶり圧による圧密沈下が終了している土。新たな荷重が加われば圧密沈下が始まる。 |
潟湖性湿地 |
砂州の背後に形成される微低地、砂州により堰き止められた海水が干上がった、細粒土の堆積した地盤。腐植土の堆積もある。 |
接地圧 |
基礎底板が地盤に伝える単位面積当りの荷重。構造物の荷重が同じであれば、基礎底板の面積が大きい方が、接地圧は小さくなる。 |
セメント系固化材 |
柱状改良・表層改良に用いるセメント。 |
扇状地 |
山間部を流れる急流河川が平坦地に出るとその流速が弱まり、運搬してきた粗大な砂礫を山地からの出口をかなめに扇状に堆積させた地形。多量の被圧水、伏流水があり、扇状地の末端部では地下水が湧出する。地盤がよく古くから集落が発達している。 |
せん断 |
物理学的に、力がかかったときにある面に起きる現象。 |
せん断破壊 |
地盤が荷重を受けることにより、せん断面に沿って起こる破壊 ⇒せん断 |
即時沈下 |
地盤が荷重を受けたとき載荷とほぼ同時に生ずる沈下。砂質土に見られる。 ⇔圧密沈下 |
塑性 |
物質が外から加えた荷重によって変形を掃除、荷重を取り去っても、もとに戻らないで変形が残る性質。 |
第三紀 |
約6500万年前~約170万年前。暁新世・始新世・鮮新世の期間。 |
第四紀 |
約1万年前~約170万年前。洪積紀・沖積紀の期間。 |
堆積 |
重力や、流水・風・氷河などが粘土・砂・礫などを運搬・堆積する作用。 滞積と表記することもある。 |
台地 |
ほぼ水平な地層からなる台状の平坦な地形。排水がよく、地盤が良い。 武蔵野台地・下総台地のようにローム層が見られる。 |
ダイレンタイシー |
非粘着性の土がせん断変形を起こすときにみられる体積の増加現象。 せん断変形するときには土粒子の結合状態が乱されるので体積の変化が生じる。 |
谷底低地 |
丘陵地や台地に刻まれた小河谷、小河川の出口が自然堤防や砂州の堆積物でふさがれると溺れ谷となり、腐植土などの極めて軟弱な地層で構成される。 |
炭素鋼管 |
鋼管打設用の鋼管。 |
単粒構造 |
土粒子の配列・集合状態の一種。砂れきのような粗粒なものに見られる構造。 粒子と粒子は重力の作用によって互いに接している。 |
地下水 |
地下にある地層中の空隙を飽和状態に満たしている陸水。雨水や地表水が地中に染み込んで、地下水面に達して帯水層にたまったり流動したりする。集落の立地に関係する。 |
地層 |
土砂礫が流水・氷河・風などによって運ばれて層状に堆積したもの。 |
地盤改良 |
軟弱な地盤に対して、構造物を支えられる地盤にするためにする施工方法。 |
柱状改良工法 |
セメント系固化材をスラリー状態にし、原地盤に注入しながら機械で混合撹拌する。原地盤土中に柱状に固化した改良体を作ることにより地盤強化を図る工法。 |
沖積紀(沖積世) |
約1万年前~現在までの期間。 ⇒完新世 |
沖積層 |
約1万年前~現在までの沖積紀中に堆積した層。軟弱層が多い。意味的には沖で積もった層となるが必ず海成層であるわけではなく、陸成層、湖成層、河成層も沖積層となる。 |
中和反応 |
アルカリと酸との反応。 水素イオンと水酸化物イオンが結びつくことによって水ができる反応。 地盤改良の場合は、セメント系固化材のアルカリと有機質の酸が反応する。 |
中立応力 |
地盤が荷重を受けたときに、土の間隙流体を会して伝わる力。間隙圧・間隙水圧ともいう。 ⇒液状化。 ⇒垂直応力。 ⇔有効応力 |
直接基礎 |
地盤がよく構造物の荷重をじゅうぶん支持できるときは、くい打ち・ケーソンなど支持力を増す工法を取らず、砂利・採石・コンクリートの突き固めだけで基礎工を施す、一般に浅い基礎。 |
泥岩 |
泥が固まってできた岩石という意味。堆積岩の一種。 |
堤間湿地 |
浜堤の間にできる湿地。 排水が悪い、軟弱地盤である。腐植土の堆積が見られる。 |
泥炭 |
低湿地に育成した植物が低温で嫌気性の環境下に堆積して出来た高有機質土で、主に北海道・本州東北部の平地や山岳地に広く分布する。著しく多孔質・高含水比・高圧縮性などの特徴を有する。 黒色で特有の臭いがある。 セメント系固化材などによる地盤改良での強度の活現は中和反応により小さくなる。 ⇒腐植土 ⇒有機質土 |
転圧 |
乱した土を締め固めること。 敷き均された盛土材料などを転圧機械によって締め固めること。転圧機械の重量による繰り返し圧縮や振動によって土は密に締め固められる転圧機械には静的なものとしてロードローラー、タイヤローラー、タンピングローラーなどがあり、動的なものとして振動ローラー、振動コンパクター、ランマーなどがある。 |
統一分類 |
土の工学的分類法の一つ。道路関係およびアースダムその他一般の土の分類に用いられている。この分類法では、二つのアルファベットの組み合わせによって分類名を表す。 |
透水性 |
ある位置においての水の透し易さを示す。透水性が低いということは水を透しにくいということ。 |
土被り圧 |
G.L.面下の任意の点において、その点よりも上にある土によってかかる圧力。 |
独立フーチング |
柱または受け台1個に対して一つのフーチングをおき、他と連結させていないもの。 |
土丹 |
固結度の低い泥岩、洪積層の硬質粘土層。 |
土質試験 |
土の判別・分類を目的とした物理試験と、その強度や変形特性などの力学的性質を明らかにする力学試験の総称。 物理試験:土粒子の比重試験、含水量試験、粒度試験、コンシステンシー限界試験等 力学試験:一軸圧縮試験、三軸圧縮試験、直接せん断試験、圧密試験、低水位・変水位透水試験、締固め試験、 CBR試験等 |
土質調査 |
構造物の設計・施工に必要な地盤そのものの性質を求めるために原位置で行なう調査や土質試験。 試料採取法:乱したまたは乱さない土試料の採取 ボーリング:土や岩の試料の採取 サウンディング:ロッド付きの抵抗体を挿入(土層の性状の探査) 物理探査法:地表探査か孔内探査で間接的に地質構造の調査 地下水調査:地下水の調査と帯水層の調査 |
土質分類記号 |
土質の断面図を描くときに用いられる記号。 |
トラフィカビリティー |
ある地点における土木用重機の走行に必要な地盤の強度。一般にはコーン指数で表す。 重機によってこの数値は異なる。 |
土粒子 |
土を構成している固体粒子。土粒子には風化によってできた岩石の分解物・火山噴出物・粘土鉱物・動物や植物の遺がい及び工業製品の廃棄物などがある。粒子の大きさ(粒径範囲)によって 礫、砂、シルト、粘土、コロイド などに区分される。 |
土量変化率 |
地山にある土の体積に対して、ほぐした土の体積及び締め固めた後の土の体積との比率。ほぐした土の体積及び締め固めた後の土の体積は地山にある土の体積よりも大きい。残土処理をする際の計算において留意する必要がある。 |
軟弱地盤 |
現状のままでは構造物の支持地盤になり得ない状態の地盤を指す。 地形的には、後背湿地・三角州・溺れ谷・潟湖性湿地などで未固結の地盤である。 |
二次圧密 |
一次圧密の後に起こる圧密。 間隙水の排出が終わってから起こるものと考えられている。 |
布基礎 |
フーチング(ベース)が連続している基礎。鉄筋コンクリート造の一体の基礎。木造住宅に用いられる最も一般的な基礎。 |
根入れ |
GLから基礎の下端までの距離。DFともいう。地盤の支持力公式では根入れが深くなるにしたがい支持力が増加する(根入れ効果、DF効果)。 |
法面 |
切土や盛土の斜面。または石積み、土留め壁などの前面の斜面。 | |
パイピング |
浸透力によって土粒子が流失し、地盤内にパイプ状の水みちができる現象。一部でパイピングが発生するとそれに接する土中の動水勾配が増えて浸透力が増大し、更にパイピングが進行する。埋立地あるいは掘削地盤の破壊の原因となる。 | |
蜂の巣構造 |
土の構造の一つ。粒径がだいたい 0.02~0.002mmの範囲にあるシルトや粘土のような微細など粒子が、水中で沈降して滞積した時にできる構造。 | |
BM |
ベンチマークの略。計測をする際の基準点。 | |
ヒービング |
粘性土地盤を掘削するとき、山留め壁の背面の土が底部から回り込んで掘削面が膨れ上がる現象。掘削面の下方の被圧帯水層からの揚圧力が原因で生じることもある。盤膨れともいう。ヒービングが発生すると土留め矢板が移動・転倒したり、周囲の地盤沈下を生じたりして大事故につながる。 | |
標準貫入試験 |
重さ63.5kgのハンマーを75cm自由落下させて、標準貫入試験用サンプラーが30cm打ち込まれるまでの回数を計ることで地盤の強度の指標を得られる。 大規模な構造物を支えるために支持層を見つけるための調査方法として用いられる。 | |
表層改良工法 |
表層改良工法とは軟弱な地盤の土とセメント系固化材を混合攪拌し、固化させ、地盤の耐力を増し、不同沈下を防ぐ工法。ただし、改良は地表面から約2m程度が限界である。 | |
浜堤 |
二つ以上の砂州・砂丘が海岸に沿って並んだもの。堤間湿地をはさんで形成する。 | |
フーチング |
基礎の底版部。ベースとも呼ばれる。建物荷重を直接地盤に伝える部分。 | |
フェノールフタレイン液 |
Hpを確認する指示薬の一つで、アルカリ性に反応する。 | |
複合地盤 |
物性の異なる複数の構成体からなる地盤を、設計上、外力に対して一体となって抵抗するように考えた地盤の一般的な概念。 | |
伏流水 |
地下水の一つで、河川や湖沼の底または測部の砂れき層中を流れる水。 | |
腐植土 |
植物の遺がいが堆積してできたもの。高含水比・高圧縮性・酸性土壌の特徴を持つ。 ⇒有機質土 ⇒泥炭 | |
不同沈下 |
同一の基礎や構造物が傾いて沈下すること。 地耐力の不足・地盤の不均一性・偏荷重・基礎形式の違いなどによって生じる。不同沈下がある一定量を超えると基礎・壁・梁などにクラックが発生し、ドアや建具の開閉不良、建物の傾斜などの障害が出る。 | |
フライアッシュ |
fly ash:電力会社などで石炭を燃焼させた時に、シリカ分などの溶融したものが煙の中にあり、それが途中で凝結して、生成した微粉末。微細なビーズ玉のようになっており、生コンクリートに混ぜると、ボールベアリングのような働きでコンクリートの流動性を向上させる。ゆっくりだが、ポゾラン反応を起こしてコンクリートの強度に寄与する。セメントを作る時に、フライアッシュと少量の石膏を混ぜて作ったものを、フライアッシュセメントと呼ぶ。強度の上がり方は遅いが、長期の強度は優れている。 | |
プレローディング工法 |
プレロード工法ともいう。軟弱な粘性土地盤上にあらかじめ構造物と同等もしくはそれ以上の荷重を載荷し、圧密沈下を生じさせるとともに、地盤の強度増加を図り、その後にこの荷重を除去して構造物を建設する工法。事前圧密工法と呼ぶこともある。通常、載荷は盛土によって行なう。鉛直ドレーン工法を併用して圧密促進を図ることが多い。 | |
平板載荷試験 |
直径300mmの平板に荷重を加えその沈下量から支持力を求める調査方法。実際に根切り底にて試験を行う。必要支持力の3倍の荷重をかける。 | |
ベタ基礎 |
上部構造とほぼ等しい底面積を持つ基礎スラブによって荷重を地盤に伝える基礎で、直接基礎の一種。接地圧を低減できるため軟弱地盤に採用されることが多い。支持地盤が傾斜していたり、偏荷重が作用する場合には不同沈下となる恐れがある。 | |
ペーパードレーン工法 |
軟弱地盤改良工法の一つ。軟弱地盤中に適当な感覚で鉛直方向にカードボードを打設する。これによって排水を促し、圧密による地盤強度を増加させる工法。カードボードドレーン工法とも言う。 | |
ベントナイト |
吸水膨張の高い性質を持ち、ゲル状にまでなる粘土。孔壁保護に用いられる。 | |
ポータブルコーン貫入試験 |
コーンを人力によって押し込む簡便な試験。単管式として先端角が30°のコーンを用いるのが普通であるが、先端角が60°のコーンを用い二重菅式とする場合もある。 コーンとは、固い材料で作られた円錐状のもの。先端角は30°の物と60°のものがある。 |
埋没谷 |
第四紀の低海水準紀(氷期)に形成された河谷が、後氷期に海面上昇により海面下に沈んだ地形。堆積土砂に埋められているものもある。軟弱な地盤である。また埋没谷の延長上の海底に、もとの海底の沈水したもの(陸棚谷)が認められる場合がある。 | |
未固結 |
土粒子相互間の結合力が弱く、土粒子の分離が比較的容易であるか、または親指もしくは親指爪を押し込める状態にあること。 | |
メタルクラウン |
先端に超硬質合金のチップを埋め込んだボーリング用のビット。 | |
綿毛構造 |
土の構造の一つ。特に微細な粘土やコロイドなどの土粒子が水中で互いにくっつきあった綿毛のような構造。 | |
盛土 |
地山の上に新たに土を足すこと。用地の標高を高くするために行なうこともある。 転圧を充分に行なわないと不同沈下の原因になる。 地域によっては、ガラが混入している場合もある。 |
有機質土 |
有機質を5%程度以上含む土で、酸性を示す。中和反応によりセメント系固化材が固まり難い。 ⇒泥炭 ⇒腐植土 | |
有効応力 |
地盤が荷重を受けたときに、土粒子同士の接触面を介して伝わる力。 ⇒垂直応力 ⇒液状化 ⇔中立応力 | |
養生 |
打ち込み後のコンクリートを十分に保護し、硬化作用を促進させるとともに、乾燥のために生じるひび割れなどができないようにすること。 | |
用途地域 |
建築物をその用途によって区分した地域。例:商業地域、住居地域、準工業地域、工業地区、臨海地区、学校・公園・河川・幹線道路など。 | |
擁壁 |
宅地の区画として傾斜面に設置されることが多い。背面土によって石積みやブロック積みの軽微なものと、計算によって完全性を確かめるRC造L型擁壁とがある。傾斜の向きによっては注意が必要。 |
連続フーチング |
一つのフーチングに2個以上の柱または受け台があるもの。 | |
ローム |
火山灰質粘性土の総称。 ⇒関東ローム |
ワーカビリティー |
まだ固まらない状態にあるコンクリートの性質の一つ。コンシステンシーによる打ち込みやすさの程度、および材料の分離に抵抗する程度を表す。 | |
株式会社サムシング 代表取締役社長 前俊守 本社所在地 〒104-0033 東京都中央区新川1-17-24 ロフテー中央ビル6F 電話:03-5566-0122(代表) / FAX:03-5566-5000 |
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